小児・アレルギーリウマチセンター(小児科)

小児科

当院小児科では、一般診療や救急に加え、発達や心の問題、アレルギー、リウマチなど、さまざまな小児疾患に対して外来・入院で診療を行っています。

概要

当院小児科は、常勤医と北海道大学小児科の非常勤専門医が連携し、札幌市南地区の基幹病院として、小児一般・救急・児童精神・小児アレルギー・小児リウマチ・神経疾患・心疾患などに対して、専門的かつ包括的な医療を提供しています。

ユニークな診療

当科では、以下のような専門性の高い診療を行っています。

・こころの外来
 自閉スペクトラム症、注意欠如多動症、知的障害などの発達障害圏、チック障害、起立性調節障害、頭痛、不登校、不安、抑うつ、摂食障害、睡眠障害など、こころの問題について、
外来および入院診療を提供しています。
・小児アレルギー
 食物アレルギー、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、アレルギー性鼻炎など、アレルギー疾患は互いに関連し合うことが多く、総合的な診療が求められます。特に、食物アレルギーに対する経口食物負荷試験、食事指導、アトピー性皮膚炎の教育入院に力を入れています。
・小児リウマチ
 若年性特発性関節炎、全身性エリテマトーデス、若年性皮膚筋炎、シェーグレン症候群、強皮症など、希少な小児リウマチ性疾患に対し、専門的かつ継続的な診断と治療を行っています。

診療実績

入院患者数

内訳 2024(令和6年度) 2023(令和5年度) 2022(令和4年度)
ウイルス感染症(RS・hMPV・Flu・手足口病・アデノ) 275 449 296
食物経口負荷試験(運動誘発試験含む) 156 316 288
気管支炎・肺炎

272

439

201
感染性胃腸炎(ウイルス+細菌性) 105 252 188
熱性痙攣 106 168 182
COVID-19 33 68 156
喘息 179 101 84
咽頭炎・扁桃炎 59 92 64
無熱性けいれん・てんかん 25 23 42
川崎病 38 47 37
児童精神疾患 13 24 28
クループ・喉頭炎 22 35 23
ケトン性低血糖症 23 16 20
嘔吐症 13 12 20
リンパ節炎 19 29 20
アトピー性皮膚炎スキンケア入院 23 13 20
急性上気道炎 55 72 20
尿路感染症 15 11 18
アナフィラキシー 34 42 17
中耳炎 38 35 15
リウマチ性疾患(JIA・JDM・SS他) 9 15 13
突発性発疹症 14 10 10
脳炎・脳症 5 9 10
菌血症・細菌感染症 6 4 9
虫垂炎 3 4 8
溶連菌感染症 26 15 7
誤飲(タバコ・薬物他) 7 5 7
低身長負荷試験 2 4 6
IgA血管炎 15 7 6
多形紅斑 7 5 6
EBウイルス感染症 5 8 6
ネフローゼ症候群・腎炎 11 10 5
腸重積症 7 10 5
糖尿病(1型・2型)

3

2 4
単純ヘルペス感染症 1 4 4
蜂窩織炎 10 10 3
悪性腫瘍 0 0 0
その他 373 134 150

2,059

2,500 1,998

救急車搬入台数

内訳 2024(令和6年度) 2023(令和5年度) 2022(令和4年度)
救急車受入数(うち、入院数) 505(249) 793(392) 994(484)

食物経口負荷試験

内訳 2024(令和6年度) 2023(令和5年度) 2022(令和4年度)
外来食物経口負荷試験 569 440 340
入院食物経口負荷試験 147 315 289

年間延べ症例数 2024年度

  • 外来 19,083
  • 入院  9,840

スタッフ

常勤医

縄手 満

役職等 小児科部長、児童精神部長
専門領域 小児科、児童精神科
その他 日本小児科学会専門医・指導医

竹崎 俊一郎

役職等 第二小児科部長
その他

日本小児科学会小児科専門医・指導医

日本アレルギー学会アレルギー専門医

日本リウマチ学会リウマチ専門医

大畑 央樹

役職等

小児科医長

専門領域 小児アレルギー
その他 日本小児科学会認定医・専門医

池守 悠太

役職等 小児科医長
その他 日本小児科学会専門医

中島 理沙

役職等 小児科医員

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