病理診断科
概要
病理診断科には、病理診断、細胞診、細菌検査の3部門があります。これらの診療業務を、常勤病理医2名(病理専門医2名)、臨床検査技師8名(細胞検査士6名)で行っています。
病理診断は、病気の最終診断であり診療に欠かせないものです。特に癌の診療では病理診断をよりどころにして患者さんの治療方針が決定されるといっても過言ではありません。
当科では、臨床医との密な連携を重視して精度の高い的確な診療ができるよう努めています。定期的に消化器科、皮膚科、呼吸器科、外科、放射線科とのカンファレンスが行われており、年間10回程度行われる臨床病理検討会(CPC)では全剖検症例が検討されています。
細胞診は、患者さんに負担をかけずに癌のスクリーニングや癌の診断ができる有用な検査です.婦人科、呼吸器、甲状腺など各臓器の細胞診は病理診断と並ぶ診断ツールとして多用されています。当院では細胞検査士と細胞診専門医がタッグを組んでこれにあたっています。
細菌検査部門は、生命にかかわる感染症の早期発見・治療に貢献すると共に、院内感染対策の中心的な役割をはたしています。
スタッフ
鈴木 昭
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木内 静香
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今川 誠
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