集中治療センター

概要

集中治療センターは8床の治療ベッドを有する集中治療室であり、集中治療専門医を中心に厚生労働省の特定集中治療室管理の基準を満たし運営を行なっています。(毎日24時間にわたり医師がセンター内に常駐、また看護師は夜勤も含め常時病床2床に対し1人以上の割合で配置、など)。24時間365日、常に対応可能な豊富な医療スタッフ、診療器機を背景に高度で緻密なケアが行なえる病室です。

集中治療センターはICU(一般集中治療病床)とCCU(循環器疾患集中治療病床)で構成されます。ICUは一般外科、心臓血管外科、脳神経外科などで大手術を受けられた術後患者さんや、院内各診療科で入院治療にもかかわらず病状が重篤となり一般病室では治療が困難となった重症患者さん、救急外来に搬送された重症の救急患者さんなどに入室していただきます。"general ICU"を診療理念に救急/集中治療医・麻酔科医が担当医となり各専門診療科医師と協力、連携のもとで高度治療を進める方式をとっています。一方CCUは急性心筋梗塞、急性心不全をはじめ重症循環器救急疾患や腎不全の合併などにより血液浄化法を必要とする循環器系疾患の患者さんなどが対象となります。

集中治療センターでは年間に約600人入室される重症の患者さんのいわば「治療のやま場」を担当し、1日も早く回復していただけるよう日夜診療・看護を続けています。

ユニークな診療

全科にわたる高度な集中治療の実施

スタッフ

渡部 亮 センター長