診療情報管理室

診療情報管理室は、患者さんの入院診療録(カルテ)、レントゲンフィルムなどの諸記録、診療情報などを管理している部門です。当室では、医療現場を支援する部門として、診療録、診療情報を適切に管理し、信頼性のある質の高い医療に貢献できるよう努めています。

  • 2000年4月 診療情報管理室(元病歴図書室)開設
  • 2011年4月 名称変更(病歴図書室→診療情報管理室)

診療録の保管期間

診療録は法律では5年間保管することが義務付けられています。

当院では現在、電子カルテを採用しており、診療録はセキュリティーに配慮し、厳重に管理されています。

診療録の保管方法

必要時には、診療録を速やかに取り出し、情報提供できるよう患者IDによるTDF式(ターミナル・ディジット・ファイリング)を採用しています。また、紙カルテ分は1患者1ファイル(過去分、全診療科分まとめて)の形態で一患者の情報を一元的に管理しています。

診療情報の管理

院内の各システムとの連携により、診療情報管理システムには、患者さん毎の診療情報が効率的に蓄積されています。現在、約20万件におよぶ退院患者情報が登録されています。

診療録および診療情報の利用

入院診療録は、外来診療、再入院、医学研究、カルテ開示、書類作成(診断書など)など様々な目的で使用されております。また、これらのデータベースは症例検索、各種統計および医療アウトカム作成などに有効活用されています。

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